国内・国際法務に関するコラム
顧問弁護士 (3) 〜気軽なリーガルチェック〜
皆様は、こんな悩みを持たれたことはないでしょうか?
「取引先から提示された契約書にそのまま捺印してよいか。もしかしたらとても不利な内容なのではないか」
「顧客に信用不安が生じたが、従来通りの取引を続けてよいものか。何か打つ手はないか。もし倒産したらどうなるのか」
「問題のある従業員の対応に困っている。辞めさせて、訴えられたらどうなるのか」。。。
こうした不安は経営にはつきもので、事業が大きくなる程増えてくるものです。
では、皆様はどのように解消していらっしゃいますか?
こうした問題は、よくあることとはいえ、経営の手腕がどんなに優れていても、答えが出るわけではありません。なぜならこれらは法的な問題であり、法律の専門家でなければ対応できないものだからです。
このような問題に、いつでもどこでもすぐにお応えできるのが顧問弁護士です。
もちろん、顧問でなくても、弁護士は、アポイントを取って相談料を支払えば相談にのってくれます。
しかし、まだトラブルになっていない状況で、わざわざそこまでしてご相談されるのは、なかなか敷居が高いのではないかと思います。
この点、顧問弁護士は、御社の一員ですし、こうしたご質問へのお答えは、通常、顧問料の範囲内で対応します。また、アポイントを取るなど、気を遣わずとも、電話やメールで気軽に相談できます。
こうした気軽さは、顧問弁護士ならではです。しかも信頼できる弁護士から専門的な回答が得られ、情報に踊らされることもありません。
このように、経営上の多くの不安は、実は法的な観点からの整理が可能であり、顧問弁護士にご相談頂くことで方向性が見えます。他方、顧問契約がなければわざわざ弁護士に相談しようと思わず、素人考えで判断しがちです。
こうして顧問弁護士をご活躍頂くことで、多くの不安が法的に解消されますので、経営の合理化、効率化のお役にも立てると考えております。
◇顧問弁護士の仕事・役割とは?顧問契約のメリットと契約のポイントについて
◇顧問弁護士 (1)〜顧問弁護士の必要性〜
◇顧問弁護士 (2)〜当社の顧問弁護士と言えるメリット〜
◇顧問弁護士 (4) ~紛争の予防~
◇顧問弁護士 (5) ~有事への対応~
◇顧問弁護士 (6) ~従業員の安心感~
◇顧問弁護士 (7) ~顧問弁護士を「頑固者」に?~
樋口国際法律事務所代表 樋口一磨
慶応義塾大学、一橋大学大学院、ミシガン大学ロースクール卒業。 日本とニューヨーク州の弁護士資格を持つ国際弁護士として、国際取引や海外展開の支援に強みを持ち、企業法務全般から身近なトラブル解決まで、国内・国外を問わず幅広い分野を親身にサポートする。